佐川町は、13軒の農家がいちごを栽培している高知県内有数の産地です。
このうち、小松謙太郎さんのおよそ5アールの農業用ハウスでは、甘みと酸味のバランスがよく、粒が大きい「ゆめのか」という品種の収穫が始まりました。
ハウス栽培のいちご 収穫始まる 高知県内有数の産地 佐川町で
高知県内有数のいちごの産地、佐川町では農業用のハウスで栽培されたいちごの収穫が始まっています。
小松さんは、色づき具合や傷がないかなどを確かめながら、1つずつ丁寧に手作業で摘み取っていました。
小松さんによりますと、ことしの夏は、暑い日が続き雨が少なかった影響で、例年以上に甘くなっているということです。
小松さんは「去年は大雪の被害があり、多くの方から応援や励ましの声をいただきました。感謝の気持ちを込めて栽培にあたってきたので、少しでも、その気持ちが伝わるとうれしいです」と話していました。
いちごの収穫は来年5月まで続き、県内のほか、大阪や東京にも出荷されるということです。