中国 11月の新車販売台数 去年同月比27%余の大幅増

中国の11月の新車の販売台数は、EV=電気自動車などの販売が伸びたことに加え、新型コロナの感染の再拡大で販売が落ち込んだ反動もあって、去年の同じ月と比べて27%余りのプラスと、大幅に増加しました。

中国の自動車メーカーなどでつくる「自動車工業協会」によりますと、11月の新車の販売台数は297万台となり、去年の同じ月と比べて27.4%のプラスと、大幅な増加となりました。

なかでもEVなどの「新エネルギー車」の販売が去年の同じ月と比べて30%のプラスと好調で、販売台数に占める新エネルギー車の割合は34.5%と、3分の1以上を占めています。

また、去年11月は中国で新型コロナの感染が再拡大し、販売が落ち込んだことから、その反動も大幅なプラスの要因となりました。

一方、日系の自動車メーカー各社の11月の中国での販売台数は
▽日産自動車が、去年の同じ月と比べて56.1%のプラス、
▽ホンダが36.5%のプラス、
▽トヨタ自動車が17.2%のプラスと、
各社とも大幅な増加となりました。