阪神 ドラフト1位下村海翔「19番は下村と言われるように」

プロ野球で38年ぶりに日本一に輝いた阪神の新人選手の入団会見が行われ、青山学院大からドラフト1位で入団した下村海翔投手は「阪神の19番は下村と言われるような選手を目指して頑張りたい」と意気込みを語りました。

阪神の新人選手の入団会見は11日午後から大阪市内のホテルで開かれ、育成選手を含む8人の新人選手が背番号が入った新しいユニフォームに袖を通しました。

このうち、青山学院大からドラフト1位で入団した下村投手は、甲子園球場がある兵庫県 西宮市出身で、最速155キロのストレートやカットボール、それに両サイドに投げ切れるコントロールが持ち味の右ピッチャーです。

下村投手の背番号は、昨シーズンまで在籍した藤浪晋太郎投手がつけていた「19」に決まりました。

下村投手は会見で「小さいころから見てきたユニフォーム。袖を通して実感が湧いた。阪神の19番は下村と言われるような選手を目指して頑張りたい」と述べました。

そのうえで、プロ1年目のシーズンに向けては「今までとは違う期待があると思うが、自分を見失わずに、まずはけがなくシーズンを終えることを目標にやっていきたい」と意気込みを語りました。

また、ドラフト2位で背番号が「26」に決まった、独立リーグ 徳島インディゴソックスの椎葉剛投手は、「将来的にはタイガースの絶対的守護神になれるように頑張りたい」と意気込みました。

会見に同席した岡田彰布監督は「ことし日本一を勝ち取ったが、チームはまだまだ強くなる。来シーズンはより一層強いチームを作りたいので、その中に1人でも2人でも3人でも加わってもらえれば」と期待のことばを述べました。

新人選手は年明けから合同で自主トレーニングを行い、2月から始まる春のキャンプに備えます。