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EVトラック停止時間短縮目指しバッテリー交換実用化へ各社動き

トラックなど商用車のEV=電気自動車で課題となっている、充電を待つための停車時間を短くしようと、バッテリーを交換する技術の実用化を目指す動きがメーカーの間で相次いでいます。

大手トラックメーカーのいすゞ自動車は、小型EVトラックのバッテリーを自動で交換する設備の開発を進めています。

トラックを設備に横付けするとロボットアームなどが作動し、車に積まれたバッテリーを取り外した上で、事前に充電した新たなバッテリーに交換する仕組みで、1台あたり3分ほどで交換作業が終わります。

今のEVトラックでは、バッテリーの充電を待つのに10時間ほど停車が必要になることもあり、その間、稼働ができないことが普及に向けた課題となっています。

会社としては充電のために停車する時間を短くすることで、トラックの稼働の効率性を高める狙いで、実用化に向け、再来年度から実証実験を行うことにしています。

大平隆専務は、「車とバッテリーを切り離して販売でき、価格を抑えられる利点もある。システム開発で異業種とも連携し普及させたい」と話しています。

また、三菱ふそうトラック・バスもアメリカの企業が開発した設備を使って、来年、EVトラックのバッテリーを交換して走行する実証実験を国内で行う計画で、メーカーの間で商用車のバッテリー交換技術の実用化を目指す動きが相次いでいます。

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