大谷翔平 節目はなぜか『12月9日』

9日、大リーグ、エンジェルスからFA=フリーエージェントとなっていた大谷翔平選手がドジャースと契約することを決めたと自身のインスタグラムで発表しました。

『12月9日』

この日は、これまでの大谷選手のキャリアの中でたびたび現れる節目の日です。

2012年12月9日 日本ハムへの入団表明

最初の12月9日は2012年です。

当時、高校3年生だった大谷選手は大リーグ挑戦を表明していましたが、プロ野球のドラフト会議で強行指名した日本ハムとの交渉の末、投打の二刀流選手としてプロの世界に挑むことを決断し、12月9日、記者会見を開いて日本ハムへの入団を表明しました。

2017年12月9日 大リーグでも二刀流挑戦の意欲示す

2回目の節目となった12月9日は、2017年です。

当時23歳の大谷選手は大リーグ挑戦を表明。

獲得に名乗りをあげた20を超える球団の中から最後はエンジェルスへの入団を決めました。

そして、12月9日。

エンジェルスタジアムで行われた会見で「どちらも楽しみにしているし、最高なのはどちらも同じ試合で出来ること」と大リーグでも二刀流に挑戦する意欲を示しました。

2023年12月9日 新たな一歩を

そして、2023年。

29歳で自身初となるFA=フリーエージェントとなった大谷選手の去就は、このオフ最大の関心事となりました。

交渉の状況を伝えようと日米のメディアの間でさまざまな情報が錯そうする中、12月9日にみずから沈黙を破りSNSで新たな一歩を踏み出すことを明らかにしました。

移籍交渉が進められるオフ期間であるためこの時期だからこその偶然か、それとも意図的なスケジュールなのかは分かりませんが、『12月9日』は三たび、大谷選手にとって節目の日となっています。