科学・文化

ハッブル宇宙望遠鏡 先月からの不具合解消し観測再開 NASA

30年以上前に打ち上げられ、さまざまな天体の観測を行っているハッブル宇宙望遠鏡について、NASA=アメリカ航空宇宙局は、11月から起きていた装置の不具合が解消したため、中断していた観測を再開したと発表しました。

1990年に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡は地球の上空およそ500キロの場所から、大気の影響を受けずにさまざまな天体の観測を行っていて、はるかかなたにある銀河の姿をとらえるなど、これまで数多くの成果をあげてきました。

このハッブル宇宙望遠鏡についてNASAは先月、姿勢を制御するのに使われる「ジャイロスコープ」に不具合が生じたとして観測を一時中断し、復旧作業を進めていました。

そして8日、装置の不具合が解消したとして、観測を再開したと発表しました。

打ち上げから30年余りがたつハッブル宇宙望遠鏡は、スペースシャトルが運用されていた時代は、宇宙飛行士が直接、メンテナンスなどの作業を行ってきましたが、現在は地上から遠隔で操作することしかできません。

それでもNASAはハッブル宇宙望遠鏡を今後も現役の観測装置として運用するとしていて、2030年代に入っても利用できる可能性があるとみています。

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