名鉄広見線の踏切 電車と乗用車が衝突 2人搬送 岐阜 可児

8日、岐阜県可児市の名鉄広見線の踏切で乗用車と電車が衝突し、乗用車に乗っていた高齢の夫婦が病院に搬送されました。消防によりますと搬送時、2人とも意識があったということで、警察が事故の状況を詳しく調べています。

8日正午すぎ、可児市今渡の名鉄広見線の踏切で、乗用車と4両編成の準急電車が衝突しました。

警察によりますと、車を運転していたのは市内に住む80歳の男性で、男性と助手席にいた77歳の妻が病院に搬送されました。

詳しいけがの程度はわかっていませんが、消防によりますと搬送時、2人とも意識はあったということです。

名鉄によりますと、電車には、運転士と車掌のほか乗客13人が乗っていましたが、いずれもけがはありませんでした。

現場は可児川駅と日本ライン今渡駅の間にある遮断機と警報機がある踏切で、警察が事故の状況を詳しく調べています。

この事故の影響で名鉄広見線はおよそ1時間半にわたり一部の区間で運転を見合わせました。

上空からの映像は

NHKのヘリコプターが午後1時ごろに撮影した映像では、線路上に列車が止まっていて、その横に事故で大破したとみられる車が確認できます。

消防隊員が車の中を確認したり、警察官が現場周辺の人に話を聞いたりしている様子も確認できます。