ゼレンスキー大統領 SNSに日本語で謝意投稿 日本の追加支援に

ウクライナの復旧・復興などへの、総額45億ドル規模の日本からの追加支援について、ゼレンスキー大統領がSNSに、日本語で感謝のメッセージを投稿するなど、ウクライナ政府関係者から相次いで謝意が示されました。

日本時間の6日夜、オンラインで開かれたG7=主要7か国の首脳会合で、岸田総理大臣は、日本としてウクライナの復旧・復興などに総額45億ドル規模の追加支援を行っていく意向を表明しました。

これについて、ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、SNSに日本語でメッセージを投稿し、「日本及び岸田首相に感謝します。これは、ウクライナと我が国の経済の復興にとって重要な支援となります」などと謝意を示しました。

一方、ウクライナのコルスンスキー駐日大使は、7日に都内で取材に応じ、この際、シュミハリ首相のメッセージ動画が公開されました。

この中で、シュミハリ首相は「日本とウクライナの関係は特別なレベルの協力関係に達し、互恵的な協力と友好関係をさらに発展させるための新たな地平を開いている」などと述べました。

また、コルスンスキー大使は「冬の困難な時期に国際社会、特にいま日本がエネルギーインフラを支援する取り組みにおいてリーダーシップを発揮する大きな役割を果たしていることは重要だ」と述べ、日本の支援に感謝の意を示しました。