岸田首相 ノルウェー首相と会談 ウクライナ支援など連携で一致

岸田総理大臣は、日本を訪れているノルウェーのストーレ首相と会談し、ウクライナ情勢をめぐり、今後も連携して対ロシア制裁やウクライナ支援を継続していくことなどで一致しました。

会談は、7日午後6時半すぎから総理大臣官邸で始まり、その後、隣接する公邸に場所を移して、夕食をとりながら行われました。

そして、ロシアによる侵攻が続くウクライナ情勢をめぐり、今後も連携して厳しい対ロ制裁やウクライナ支援を継続していくとともに、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の実現に向けて、協力を進めていくことで一致しました。

また、両首脳は、日本とノルウェーは基本的価値と原則を共有する重要なパートナーだとして、両国の関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げし、脱炭素化に向けた取り組みや、安全保障面などで連携を強化していくことも申し合わせました。

岸田総理大臣は、記者発表で「両国がさまざまな分野で、2国間関係を一層深めるとともに、世界の平和と安定に向け、国際場裏(じょうり)で協力を拡大していけるよう取り組んでいきたい」と述べました。