フィリピンの警察によりますと、中部パナイ島のアンティケ州で5日午後、山道を走っていた路線バスが、およそ30メートル下の谷底に転落しました。
この事故で6日までに17人が死亡し、7人が重傷を負ったということです。
地元の警察によりますと、路線バスは隣接する州からおよそ30人の乗客を乗せていたということですが、日本大使館によりますと、これまでのところ日本人が巻き込まれたという情報は入っていないということです。
現場はカーブが続く山道で、警察が事故を目撃した住民から聴き取った情報では、路線バスがカーブを曲がりきれずに反対車線に突っ込み、そのままガードレールを乗り越えて転落したということです。
警察が事故の詳しい原因を調べています。
路線バスが谷底に転落 17人死亡 フィリピン パナイ島
フィリピン中部のパナイ島で5日、山道を走っていた路線バスが谷底に転落する事故が起き、これまでに17人が死亡し7人が重傷を負いました。