スターフライヤー 犬や猫“同伴”サービス 国内線全便に拡大へ

福岡県北九州市に本社があるスターフライヤーは、客室に犬や猫を持ち込めるサービスを、来年1月15日から国内線の全便に拡大することになりました。

スターフライヤーは、コロナ禍の影響が続いていた去年3月、飼い主がペットと一緒に空の旅を楽しんでもらうことで利用客を増やそうと、客室に犬や猫を持ち込めるサービスを始めました。

会社によりますと、このサービスは現在、北九州と羽田を結ぶ路線で限定的に行っていますが、来年1月15日からは国内線の路線の全便に拡大するということです。

片道の料金はペット1匹当たり5万円です。

ペットの種類は、専用のかごに入る小型の犬と猫で、かごを最後列の窓際の座席に固定して、飼い主は横に座ることができます。

このサービスは開始からこれまでにおよそ300件の利用があり、利用できる路線や便数の拡大を求める声が多く寄せられていたということです。

スターフライヤーは、ことし9月までの半年間の決算が4年連続で赤字となり、厳しい経営が続いていますが、顧客のニーズにあわせて独自のサービスを展開していくことで、利用者の拡大や新規顧客の獲得につなげていきたいとしています。