中田翔 中日への入団会見で意気込み 「一から頑張りたい」

プロ野球、中日に入団することが決まった中田翔選手が会見を行い「フレッシュな気持ちで一から頑張りたい」と意気込みを示しました。

中田選手はプロ16年目の34歳。通算でホームラン303本、1062打点をマークし、日本ハム時代には打点王に3回輝きました。

巨人を自由契約となった中田選手は今月2日に東京都内で交渉を行い、翌日には中日に入団の意思を伝える連絡をしていました。

中田選手は6日、名古屋市中区のホテルで契約交渉を行い、2年契約で年俸は推定で3億円、背番号は6に決まりました。

交渉の後の会見で中田選手は「戦えるチャンスをいただいてありがたいと思っている。フレッシュな気持ちで一から頑張りたい」と話しました。

そのうえで「こだわってきた打点でキャリアハイを目指したい。1日も早くドラゴンズファンの皆さんに認めてもらえるように全力を尽くしたい」と意気込みを示しました。

中日は今シーズン、打線が12球団ワーストのホームラン数や得点に低迷して球団史上初めて2年連続で最下位に終わったため、勝負強いバッティングに定評がある中田選手の加入で、課題の解消につながることが期待されます。

中日 立浪監督「ここ一番で打ってくれる選手として期待」

中田選手の入団会見に同席した中日の立浪和義監督は「2013年のWBCで一緒に過ごし、その時から潜在能力が高くすばらしい選手だと思っていた。ここ一番で打ってくれる選手として期待している」と評価しました。

そのうえで「来年35歳を迎え、野球選手としてもう1度のびる時期でもある。ドラゴンズで野球人生を終えることができるようにサポートしていきたい」と話していました。