「障害者の人権110番」障害者週間で無料相談 弁護士が応じる

12月3日から始まった障害者週間に合わせ、障害のある人やその家族などからの相談に弁護士が無料で応じる「障害者の人権110番」が行われています。

東京の3つの弁護士会などは障害者週間に合わせて毎年、弁護士が障害のある人や家族などの相談に電話やFAXで無料で応じる相談会を開いています。

午前中は、「視覚障害があり、上司から暴言を受け続けている」という相談が寄せられ、弁護士は「弁護士が立ち会って上司と話し合う方法もある。最終的には裁判で問題を解決することもできる」と答えていました。

障害者差別解消法の改正により、2024年4月からは障害者からサポートなどを求められた際、必要な対応を行う「合理的配慮」が民間事業者にも義務づけられます。

このため、相談会では「障害者にどのような対応をすべきか」など、事業者側の相談にも応じるということです。

相談に応じる1人、藤岡毅 弁護士は「困っていることがあれば気軽に相談してほしい」と話していました。

相談の受け付けは6日午後4時までで
▽電話は03-3591-0381
▽FAXは03-3591-0380です。