米誌「世界で最も影響力のある女性」100人発表 日本からは3人

アメリカの経済誌フォーブスは「世界で最も影響力のある女性」として100人を発表し、アメリカの人気歌手 テイラー・スウィフトさんがエンターテイナーとしては初めて5位以内に選ばれたほか、実写版の映画が製作された「バービー」も100位に入りました。

5日に発表されたフォーブス誌のことしのランキングでは、2年連続でEU=ヨーロッパ連合の執行機関にあたるヨーロッパ委員会のフォンデアライエン委員長が1位に選ばれました。

▽2位はヨーロッパ中央銀行のラガルド総裁、
▽3位はアメリカのハリス副大統領、
▽4位はイタリアのメローニ首相、
▽5位にはアメリカの人気歌手テイラー・スウィフトさんが選ばれました。

フォーブス誌によりますと、5位以内にエンターテイナーが入ったのは初めてだということで、スウィフトさんについて、「ツアーだけで8億5000万ドルという記録的な収益を上げ、アメリカの経済を50億ドル以上押し上げたと推定される。彼女の革新的なビジネス戦略は業界の常識を塗り替えた」と評価しています。

さらに、100位にはバービー人形を題材に実写版の映画が製作され、社会現象にもなった「バービー」が選ばれました。

日本からは、
▽56位に女性初の日銀の理事の清水季子氏、
▽62位に小池百合子東京都知事、
▽86位にことし3月にサントリー食品インターナショナルの社長に就任した小野真紀子氏が選ばれました。