楽天 則本昂大 現状維持の推定年俸3億円に出来高払いで更改

プロ野球 楽天の則本昂大投手が、7年契約の6年目となる来シーズンの契約を現状維持の推定年俸3億円に出来高払いで更改し、来シーズンからは抑えを務めることになりました。

則本投手はプロ11年目の今シーズン、先発ローテーションの一角を守り24試合に先発登板し、6月に入るまでは1勝4敗と苦しみましたが、その後は持ち直し、8勝8敗、防御率2.61の成績でした。

則本投手は5日に仙台市の球団事務所で契約更改交渉を行い、7年契約の6年目となる来シーズンの契約を現状維持の推定年俸3億円に出来高払いで更改しました。

今シーズンについて、「春先は、なかなかうまくいかなかったが、状況判断をして周りを見るということが、これまでよりできて、新しい自分を見つけることができた」と振り返りました。

また、来シーズンは、投手キャプテンに就任することになり、安樂智大投手のハラスメント問題を踏まえて、「チームの中で問題があったので、二度とこういうことが起きないために、チーム全体で改善していかないといけない」と話していました。

さらに、今江敏晃監督から大リーグ移籍を目指す松井裕樹投手が務めてきた抑えを任されたということで、「最後に9回を自分らしく締めて、チームに勝利を持ってくることができるという思いはあるので、一生懸命やるだけだ。チームの優勝のために30セーブが1つの目標だ」と意気込んでいました。