埼玉 幸手市議から暴行 市の建設経済部長 全治3週間で被害届

12月に開かれた埼玉県幸手市の市議会で、休憩時間中に市の部長が議員から首を押さえつけられてけがをしたとして、警察に被害届を出しました。議員は「肩や首のあたりをもみほぐす、コミュニケーションのつもりで暴力だとは思っていない」と話しています。

幸手市によりますと、12月1日に開かれた定例市議会の議場で、休憩時間中に藤沼貢議員(80)が建設経済部長の席に近づき、部長の首のあたりを片手で強く押さえつけたということです。

部長は首の痛みを訴えて、翌日の2日に医療機関を受診し、首の捻挫で全治3週間の診断を受けたということです。

部長は「立ち上がろうとしたところ押さえつけられて、首の付近を殴られた。恐怖を感じた」と話しているということで、幸手警察署に被害届を提出し、5日付けで受理されました。

市によりますと、議員が所有する農地をめぐり、別の議員が一般質問をすることになっていて、部長が答弁する予定だったということです。

藤沼議員は取材に対し「痛い思いをさせてしまったなら申し訳ない。殴ってはおらず、お疲れさまという気持ちで、肩や首のあたりをもみほぐすコミュニケーションのつもりで、暴力だとは思っていない」と話しています。