愛知 安城 工場兼住宅で火事1人死亡 工場経営の男性連絡取れず

5日夕方、愛知県安城市の工場兼住宅が全焼する火災があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。火事のあと、この工場を経営する64歳の男性と連絡が取れなくなっていて、警察が身元の確認を進めています。

5日午後5時前、安城市箕輪町唐生にある工場兼住宅が燃えていると消防に通報がありました。

消防車両14台が出動して消火活動にあたり、火はおよそ2時間後にほぼ消し止められましたが、鉄骨3階建ての工場兼住宅が全焼し、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。

警察によりますと、火事が起きたのは鉄製品の加工を行う会社の工場で、経営者の小池敦夫さん(64)の住宅も兼ねた建物だということです。

警察によりますと、工場は建物の1階の一部にあり、火災が発生した午後5時前には従業員はすでに工場を引き上げていたほか、小池さんも作業を終えていたとみられるということです。

火事のあと小池さんと連絡が取れなくなっているということで、警察は見つかった遺体の身元の確認を進めるとともに、火事の詳しい原因を調べることにしています。