巨人 坂本勇人 現状維持の推定年俸6億円で契約更改

プロ野球 巨人の主力で、来シーズン18年目をむかえる坂本勇人選手が現状維持となる推定年俸6億円で契約を更改し、「けがをせずに優勝したい」と決意を述べました。

プロ17年目、34歳の坂本選手は、今シーズン序盤から下半身のケガに悩まされ不振に陥りましたが、徐々に調子をあげ、9月以降は長年守り続けてきたショートから比較的守備の負担の少ないサードにコンバートしたこともあり、打率2割8分8厘、ホームラン22本、60打点の成績を残しました。

坂本選手は5日に都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の推定年俸6億円で来シーズンの契約を更改しました。

坂本選手は、会見で「けがもあって開幕してもうまくいかないこともあったが、けがさえ抜けば、それなりにはできたシーズンだった。まだまだやれるという手応えを感じた」と振り返りました。

また、サードにコンバートしたことについては、「チームの状況や、けがが多いことなど、いろいろなことを考えたうえで原監督が決断してくれた。新鮮な気持ちで一から野球が始まった感じで、どうやったらうまくなるのか楽しみ」と話しました。

来シーズンについては、「巨人は優勝しないと評価されないと思うので、けがをせず優勝したい。監督を胴上げしたい」と話し、現役時代にともにプレーした阿部慎之助新監督のもとでの優勝を誓いました。