楽天証券の口座数1000万超に 「NISA」拡充前に関心高まる

優遇税制「NISA」が来年から拡充されるのを前に、投資や資産形成に対する関心が高まる中、ネット証券第2位の楽天証券の口座数が最大手のSBIホールディングスに続いて1000万を超えたことが分かりました。

楽天証券の口座数はことし6月に900万を超えてからも増え続け、5日までに1000万を超えたということです。

この会社では、50歳未満の顧客が全体の7割を占めているということで、NISAの拡充を前に若い世代を中心に将来の資産形成に対する関心が高まっていると見ています。

ネット証券業界では、SBI証券を傘下に持つ最大手のSBIホールディングスも口座数を伸ばしていて、グループ全体ではすでに1100万を超えています。

SBI証券と楽天証券はいずれもこの秋から、これまで収益源だった日本株の売買手数料の無料化に踏み切りました。

一方、ネット証券第3位のマネックス証券は、ことし10月にNTTドコモの子会社となって顧客基盤を強化することを決めました。

NISAの拡充を前に、ネット証券各社はサービスや体制の強化をはかり口座数を伸ばしていますが、金融庁によりますと口座を開設しても全く利用していない人が一定の割合で存在するということで、稼働率をどう高めるかが各社共通の課題となっています。