“米 墜落事故踏まえオスプレイ安全点検と説明” 木原防衛相

アメリカ空軍のオスプレイが鹿児島県の屋久島沖に墜落した事故をめぐり、木原防衛大臣は、アメリカ側から4日、すべてのオスプレイについて事故を踏まえた安全点検を行っているという説明があったことを明らかにしました。
一方、沖縄の海兵隊のオスプレイが飛行を続けていることについて、懸念は払拭(ふっしょく)されていないとして、安全性の確保について引き続き情報提供を求める考えを示しました。

木原防衛大臣は5日の閣議のあと、記者団に対し「アメリカ側から4日に、『すべてのオスプレイの部隊は事故をしっかりと踏まえたうえで、安全点検および予防的な整備を現在行っている』との説明を受けた。飛行の安全性を確保するためにアメリカが実施している措置の確認をしている」と述べました。

一方、捜索救助活動を除き、安全が確認されてから飛行を行うよう要請している中、沖縄の海兵隊のオスプレイが飛行を続けていることについて「懸念が払拭されたわけではなく、しっかり情報提供を受ける必要がある」と述べました。