タイヤ脱落事故相次ぎ一斉点検指示 国交省 全国の運送会社に

先週、青森県と島根県で走行中の大型トラックからタイヤが外れる事故が相次ぎ、道路脇にいた1人が死亡、2人がけがをしたことを受け、国土交通省は4日、全国の運送会社に対しタイヤを固定するナットが緩んでいないかなど一斉点検するよう緊急の指示を出しました。

12月1日、青森県八戸市の八戸自動車道で、走行中の大型トラックから後輪の左側のタイヤ2本が外れて道路脇で作業をしていた32歳の男性会社員にぶつかり男性はその後、死亡し、同じ作業をしていた別の男性も軽いけがをしました。

11月30日には、島根県浜田市の国道で走行中の大型トラックのタイヤが外れて、路側帯を歩いていた男性に衝突し男性がけがをしました。

国土交通省関係者によりますといずれの事故でも会社から、自社で冬用タイヤに交換したあと、まもないと報告を受けているということです。

▽青森の事故はおよそ2週間前に、
▽島根の事故は前日に交換していたということです。

このため国土交通省は4日、全国9つの運輸局と沖縄総合事務局を通じて運送会社に対し、
▽タイヤを固定するナットが緩んでいないかや、
▽タイヤを交換し一定距離を走行したあとに締め直す「増し締め」が確実に行われているかを一斉に点検するよう緊急の指示を出しました。

大型車のタイヤが外れる事故は昨年度140件起き、
▽タイヤ交換後1か月以内に発生したのが全体の53%、
▽2か月以内が76%で、
国土交通省は、交換作業やその後のメンテナンスを適切に実施するよう呼びかけています。