株価 値下がり 円高の進行を受け

週明けの4日の東京株式市場、円高の進行を受けて、株価は値下がりしました。

▽日経平均株価、4日の終値は、先週末より200円24銭安い3万3231円27銭。

▽東証株価指数=トピックスは、19.87下がって2362.65。

▽一日の出来高は13億1591万株でした。

週明けの4日の東京株式市場、日経平均株価は値下がりしました。

下落の要因となったのは、外国為替市場で進んだ円高ドル安です。

先週末に行われたFRBのパウエル議長の講演を受け、為替市場では、アメリカの利上げが終結したという見方が強まり、円高ドル安が進行しました。

4日の東京市場でも、円相場は午前中に一時、1ドル=146円台前半と、ことし9月以来の水準まで値上がりしました。

このため、株式市場では自動車などの輸出関連の銘柄に売り注文が広がるなど、日経平均株価は為替の動向に左右される一日となりました。

一方、今週はアメリカの雇用統計が発表されます。

FRBの金融政策の動向を占う重要指標だけに、市場関係者の関心が集まっています。