スキージャンプW杯第2戦 高梨が日本勢トップ6位 伊藤有希は7位

スキージャンプ女子のワールドカップ個人の第2戦が行われ、エースの高梨沙羅選手が日本勢トップの6位でした。今シーズン初戦で逆転優勝した伊藤有希選手は7位に入りました。

スキージャンプ女子のワールドカップ個人の第2戦は3日、ノルウェーのリレハンメルでヒルサイズ140メートルのラージヒルで行われました。

日本勢は、7シーズンぶりの総合優勝目指す高梨選手や、2日の初戦で今シーズン初優勝を果たした伊藤選手など4人が出場しました。

このうち男女を通じて最多となるワールドカップ通算63勝の高梨選手は、1回目に131メートルをマークし、5位の好位置につけました。

逆転を狙った2回目では、132メートル50と飛距離を伸ばしたものの、合計ポイント245.4で順位を1つ落として6位となりました。

一方、伊藤選手は、1回目に130メートルを飛んで7位につけ、2連勝をかけた2回目は127メートルで飛距離を伸ばせず合計241.7でこの日は7位でした。

このほか日本勢は、丸山希選手が26位、勢藤優花選手は上位30人で争う2回目には進めず35位でした。

優勝はフランスのジョゼフィーヌ・パニエ選手で1回目がヒルサイズを超える140メートル50、2回目が134メートル50で合計272.4でワールドカップ初勝利です。