フィリピンでM7.0の地震 日本で多少の潮位変化も被害心配なし

ハワイにある太平洋津波警報センターから気象庁に入った連絡によりますと、日本時間の3日午後7時36分ごろ、フィリピンのミンダナオ島付近を震源とするマグニチュード7.0の大きな地震がありました。

気象庁によりますと、この地震で日本では北海道から沖縄にかけての太平洋側を中心に早いところでは午後9時半ごろから多少の潮位の変化があるかもしれませんが、被害の心配はないということです。

気象庁は震源の近くで津波が発生するおそれがあるとして、周辺の各国に「北西太平洋津波情報」を発表しました。

一方、USGS=アメリカの地質調査所によりますと、日本時間の3日午後7時35分ごろ、フィリピンのミンダナオ島の沖合を震源とする地震がありました。

震源の深さは56キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.6と推定されています。NOAA(ノア)=アメリカ海洋大気局によりますと今のところ、この地震による津波の恐れはないということです。

震源地の付近では2日夜からマグニチュード7.6の大きな地震が起こり、その後、地震が相次いでいます。