アマチュア相撲 金沢学院大 池田俊が優勝「アマチュア横綱」に

アマチュア相撲の日本一を決める全日本選手権が行われ、金沢学院大学の4年生、池田俊選手が優勝し「アマチュア横綱」に輝きました。

東京 両国の国技館で行われた相撲の全日本選手権は全国から選ばれた社会人や学生の選手が出場してアマチュア相撲の日本一、「アマチュア横綱」を決める大会で、去年までは2年連続で、当時、日体大に所属していた十両の大の里が制していました。

池田選手は、先月行われた全国学生選手権の個人戦でも準優勝を果たした実力者で、3日は得意の四つ相撲で順調に勝ち上がると、決勝で日体大3年生のトワードルジ・ブフチョローン選手と対戦しました。

池田選手は立ち合いで左を差すと、土俵際での「すくい投げ」で勝って優勝し、「アマチュア横綱」に輝きました。

この大会で金沢学院大学の選手が優勝するのは初めてです。

池田選手は「今まで日本一というのは一度もなかった。学生生活最後の試合で日本一になれてうれしく思う」と喜びを語りました。

また、卒業後の進路については「今後は実業団で相撲を取っていこうと思っているのでそこに向けて頑張っていきたい」と話していました。