フィリピン沖地震「ミンダナオ島で8センチの津波観測」米NOAA

NOAA=アメリカ海洋大気局は、日本時間の2日夜起きたフィリピンのミンダナオ島付近を震源とする地震で、フィリピンとパラオで津波を観測したと発表しました。

このうち、フィリピンではいずれも日本時間で▽3日午前0時25分にミンダナオ島のダバオで8センチ、▽午前1時5分にルソン島南部のレガスピで2センチ、また▽パラオでは午前1時8分にマラカル島で1センチの津波を観測したということです。

NOAAは、「この地震による津波のおそれはなくなった」としていますが、今後数時間は若干の海面変動が起こる可能性があるとして引き続き注意するよう呼びかけています。