スノーボード 三木つばきが意気込み“W杯開幕戦優勝をねらう”

ことし2月のスノーボードの世界選手権、女子パラレル大回転で日本選手としてこの種目で初めて金メダルを獲得した三木つばき選手が、新シーズンの開幕を前に会見し「ワールドカップの開幕戦は得意なコースなので優勝をねらって調整したい」と話しました。

ことし2月のスノボードの世界選手権、女子パラレル大回転で金メダルを獲得した20歳の三木選手は、1日オンラインで取材に応じ「昨シーズン全体で見た時に世界選手権ではいい結果が出せたが、ワールドカップではもう1つ上を取りたかった。ことしはそこの目標をクリアしたい」と新シーズンに向けた意気込みを話しました。

スノーボードパラレル大回転は、ワールドカップの開幕戦が今月14日にイタリアで開かれることになっていて、その開幕戦に向けて三木選手は「急斜面のコースで度胸や思い切りがすごく重要になってくる。得意なコースなので優勝をねらって調整したい」と話しました。

そして、新シーズンの目標については「結果に安定感を求めた1年を過ごしていきたい。3回の表彰台を目指してそのうち2回優勝して、シーズン全体の60%の試合でベスト4に進出したい」と話しました。

そのうえで「安定感を年々増していって、3年後のオリンピックでは少し守りに入っても勝てるくらいの力をつけていきたい」と3年後のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックを見据えていました。