競泳ジャパンOP 女子400m個人メドレー 高校生の成田実生が優勝

競泳のトップ選手が出場する「ジャパンオープン」は大会2日目の12月1日、女子400メートル個人メドレーで、高校生の成田実生選手が、東京オリンピック金メダリストの大橋悠依選手などを抑えて優勝しました。

大会は、国内のトップ選手に加えオーストラリアなど海外の選手も参加して、東京 江東区の東京アクアティクスセンターで行われています。

2日目の種目のうち、女子400メートル個人メドレーの決勝には、ことし7月の世界選手権のこの種目で決勝に進み8位だった、16歳の高校生、成田選手が出場しました。

成田選手は、この大会で出場する3つの種目すべてで自己ベストのタイムをねらっていたということで、レースでは最初のバタフライからトップに立って、積極的にレースを引っ張りました。

後半の平泳ぎでは疲れが出たということで2番手に下がりましたが、最後の自由形で巻き返し、東京オリンピックのこの種目の金メダリスト、大橋選手などを抑えて優勝しました。

タイムは4分37秒93で目標とした自己ベストに1秒余り届きませんでした。

また、オリンピック種目ではない女子50メートル平泳ぎでは、この種目の日本記録保持者、32歳の鈴木聡美選手が後半に一気に伸びてオーストラリアの選手をわずかに交わし、30秒56のタイムで優勝しました。

成田実生「課題ややるべきことが明確に」

成田実生選手は「自己ベストの更新をねらっていたので悔しい気持ちがある。前半の200メートルを2分13秒台の速いペースで入ると、後半の2種目がまだもたないんだなということが分かった。今のレースで課題ややるべきことが明確になった」とレースを振り返りました。特に3つ目の平泳ぎについて「かなりきつくて、ほかの選手との差も縮まってしまった。平泳ぎで耐えなければいけないと感じたし、まだまだだった」と課題をあげました。

今大会では、200メートル個人メドレーと200メートル背泳ぎにも出場する予定で、「優勝することができたので、そこは次の種目へ向けた自信になる。年内最後の大会なので、ほかの2種目でもいい結果を出せるように頑張りたい」と話していました。

鈴木聡美「自分の修正力に驚いている」

鈴木聡美選手は「レベルの高いレースが予想されていたので、非常にうれしい。最近は200メートルの練習が中心だったので、今までやってきたことを信じて臨んだが自分の修正力に驚いている。海外の選手が参加していたので、世界レベルの緊張感も味わえて楽しいレースだった」と話しました。

そして最終日に控える200メートル平泳ぎに向けて、「スピードはキープできていると思うので、あとは持久力と泳ぎ方だと思う。早く200メートルの感覚を取り戻して、自分に自信をつけたい」とロンドンオリンピックで銀メダルを獲得した種目への意欲も見せました。