大リーグ タイガース移籍の前田健太「チームにいい効果を」

大リーグ、タイガースと2年契約を結んだ前田健太投手がオンラインで会見を行い、「これから勝っていくというチームが自分の力を必要としてくれたことはうれしい。チームにいい効果を与えたい」と意気込みを語りました。

前田投手は今シーズン、ツインズで21試合に登板して6勝8敗、防御率4.23の成績を残しました。

このオフに自身初のFA=フリーエージェントとなり、11月、ツインズと同じアメリカンリーグ中部地区のタイガースに2年契約の総額2400万ドル、日本円でおよそ35億3000万円で移籍しました。

前田投手は1日、オンラインで会見を行い「一番最初にオファーをくれてすごくうれしかった」と喜びを語ったうえで「契約が2年間あるので1年でチームを去るのではなく、複数年いることでよりチームの一員になれる。大リーグで10年プレーするということも一つの目標だ」と話していました。

タイガースは、今シーズン地区2位だったものの78勝84敗と負け越し、2015年から9年連続でプレーオフ進出を逃していますが、若手を中心としたメンバーで巻き返しを図っています。

前田投手は「タイガースは有望な若手がいっぱいいて、中部地区の中では一番投げるのが大変なチームだった。これから勝っていくというチームが自分の力を必要としてくれたことはうれしい。若い選手に伝えられることもあると思うので、チームにいい効果を与えたい」と意気込みを語りました。

背番号はプロ野球の広島時代からつけている「18」だということです。