沖縄県 “捜索 救助活動でもオスプレイ飛行停止を”改めて要請

墜落事故を受けてアメリカ軍のオスプレイの飛行停止を求めている沖縄県は、1日、アメリカ軍に捜索・救助活動でもオスプレイの飛行は停止させるよう沖縄防衛局などに対して改めて要請しました。

鹿児島県屋久島沖でのオスプレイの墜落事故を受けて、沖縄県は、原因が究明されるまでの間は、海兵隊の所属機を含めて、アメリカ軍のオスプレイの飛行を停止させるよう、事故当日の11月29日に沖縄防衛局と外務省沖縄事務所に要請しています。

要請のあとも、アメリカ軍普天間基地から海兵隊のオスプレイが飛び立つのが確認されるなか、沖縄県は12月1日に、アメリカ軍に捜索・救助活動であってもオスプレイを飛行させず、別の機体を使用させるよう沖縄防衛局と外務省沖縄事務所に対して、口頭で改めて要請しました。

沖縄県の玉城知事は30日、「県内でオスプレイの飛行が確認されていて、大変遺憾だ。捜索・救助活動であっても、オスプレイを使用することには重大な疑念を持たざるを得ない」とするコメントを発表しています。