ウクライナ国防省 情報部門トップの妻 “毒盛られたか”

ウクライナ国防省の情報部門のトップの妻が、重金属による中毒症状で治療を受けていることがわかり、地元のメディアは何者かに毒を盛られた可能性もあると伝えています。

治療を受けているのは、ウクライナ国防省のブダノフ情報総局長の妻のマリアンナさんで、ウクライナのメディアは、食べものを通じて重金属を摂取した可能性が高いとする関係者の見方を伝えています。

マリアンナさんの症状は改善に向かっているということです。

また、イギリスのBBCは、情報機関のスタッフ数人にも同じような症状が出ていると伝えています。

ブダノフ情報総局長をめぐり、ロシアの治安機関はロシア側の要人の暗殺計画などを主導したと主張しています。

一部のウクライナメディアは、検出された重金属は日常生活で使用されるようなものではないとして、何者かがマリアンナさんを毒物を使って殺害しようとした疑いもあるとみて捜査が行われていると伝えています。