ベストナインはプロ野球担当の記者などの投票で選ばれ、ポジションごとにセ・パ両リーグの合わせて19人が発表されました。
プロ野球 ベストナイン発表 38年ぶり日本一の阪神から3人選出
プロ野球の今シーズンのベストナインが発表され、38年ぶりに日本一に輝いた阪神から大山悠輔選手など3人が選ばれました。
セ・リーグ
セ・リーグでは4人が初めての受賞となり、38年ぶりの日本一に輝いた阪神からは3人が選ばれました。
ピッチャーは、最多勝と最高勝率のタイトルを獲得したDeNAの東克樹投手がプロ6年目で初受賞。
キャッチャーは、巨人の大城卓三選手が3年ぶり2回目の受賞です。
ファーストは、最高出塁率のタイトルを獲得した阪神の大山悠輔選手が7年目で初めて選ばれました。
セカンドは、最多安打のタイトルを獲得したDeNAの牧秀悟選手が2年連続2回目の受賞です。
サードは、首位打者のタイトルを獲得したDeNAの宮崎敏郎選手が5年ぶり3回目。
ショートは、阪神の木浪聖也選手がプロ5年目で初の受賞です。
外野手では、盗塁王のタイトルを獲得した阪神の近本光司選手が3年連続3回目。
広島からFA=フリーエージェントとなりオリックスへの移籍が決まった西川龍馬選手が8年目で初受賞。
中日の岡林勇希選手が2年連続2回目の受賞です。
セ・リーグ 受賞選手のコメント
プロ6年目で初 DeNA 東克樹投手
「初めてベストナインに選出され、すごくうれしい。監督をはじめコーチ、チームメート、そして支えていただいたスタッフ、ファンの皆さまのおかげだと思っている。来シーズンはリーグ優勝、日本一に導けるよう精一杯投げていきたい」
3年ぶり2回目 巨人 大城卓三選手
「このたびベストナインに選出していただき、大変うれしく思います。来シーズンはリーグ優勝、日本一を目指し、今シーズン以上の成績を残し、また選んでいただけるよう頑張ります」
2年連続2回目 DeNA 牧秀悟選手
「去年に引き続き、ベストナインに選出されすごくうれしい。ことしはWBCもあり非常に充実したシーズンになった。来シーズンこそリーグ優勝、日本一を目指して日々励んでいきたい」
5年ぶり3回目 DeNA 宮崎敏郎選手
「選んでいただき非常に光栄だ。今シーズンはクライマックスシリーズに進出することはできたが、日本シリーズに進むことができず悔しいシーズンとなった。来シーズンこそはリーグ優勝、そして日本一を達成できるよう頑張る」
広島からオリックスに移籍へ 西川龍馬選手
セ・リーグの外野手でベストナインに選ばれた西川龍馬選手は広島からFA=フリーエージェントとなってオリックスへの移籍が決まっていて「セ・リーグにいる最後にベストナインがとれてよかった。次は打撃タイトルを狙いたい」
パ・リーグ
パ・リーグはリーグ3連覇を果たしたオリックスから5人が選ばれました。
ピッチャーは、3年連続で先発投手の主要タイトル4つを獲得して「沢村賞」にも選ばれ、ポスティングシステムを使った大リーグへの移籍を目指すオリックスの山本由伸投手が3年連続3回目の受賞です。
キャッチャーは、オリックスの森友哉選手が2年ぶり4回目。
ファーストは、プロ5年目で初のタイトルとなる首位打者を獲得したオリックスの頓宮裕真選手が初受賞。
セカンドは、ホームラン王に輝いた楽天の浅村栄斗選手が2年連続7回目の受賞です。
浅村選手はファーストでも1回受賞しています。
サードは、オリックスの宗佑磨選手が3年連続3回目。
ショートもオリックスの紅林弘太郎選手がプロ4年目で初の受賞です。
外野手は、ホームラン王と打点王、最高出塁率のタイトルを獲得したソフトバンクの近藤健介選手が3年ぶり2回目の受賞です。
近藤選手は指名打者でも2回受賞しています。
日本ハムの万波中正選手がプロ5年目で初受賞。
最多安打のタイトルを獲得したソフトバンクの柳田悠岐選手が4年連続8回目の受賞です。
指名打者は、浅村選手、近藤選手とともにホームラン王のタイトルを獲得したロッテのポランコ選手が来日2年目で初めて受賞しました。
パ・リーグ 受賞選手のコメント
3年連続3回目 オリックス 山本由伸投手
「おととしと去年に続いて選んでいただき、とても光栄に思う。1年を通して全力でプレーすることができた。これからもより一層、頑張りたい」
2年ぶり4回目 オリックス 森友哉選手
「選んでいただき大変光栄。また来年も選んでいただけるように頑張りたい」
初受賞 オリックス 頓宮裕真選手
「とてもうれしい。もっと練習して、また来年も続けていい成績を残せるように頑張りたい」
セカンドで2年連続 通算7回目 楽天 浅村栄斗選手
「毎年目標にしているタイトルなので2年連続でいただくことができて本当にうれしく思います。来年こそは優勝し3年連続でベストナインをとれるように頑張ります」
3年連続3回目 オリックス 宗佑磨選手
「3年連続で選んでいただき光栄だ。まだまだいい成績を残せると思うので、また来年も続けて選んでいただけるように頑張りたい」
プロ4年目で初 オリックス 紅林弘太郎選手
「たくさんの良い選手がいる中で選んでいただき大変光栄だ。守備も打撃も少しは成長できたと思えるシーズンにすることができた。個人として初めてのタイトルとなり自信にもなる。とてもうれしく思うとともに、これからも続けて選んでいただくために、もっともっと頑張らなければいけないと感じている」
外野手として3年ぶり2回目 ソフトバンク 近藤健介選手
「受賞できて大変光栄です。外野手でのベストナインは取りたいと思っていたのでとてもうれしいです。来年はことし以上の成績を残し、連続受賞できるように頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします」
プロ5年目で初 日本ハム 万波中正選手
「ベストナインに選んでいただき大変光栄です。プロ野球選手として5年間の努力が形になり、とてもうれしいです。来年も再びこの賞を受賞できるように精進していきます」
4年連続8回目 ソフトバンク 柳田悠岐選手
「ベストナインに選んでいただき大変光栄です。秋山幸二さんの8回に並ぶことができてとてもうれしいです。来シーズンも受賞して秋山さんを越えられるように1年間通して頑張りますので応援よろしくお願いします」
来日2年目で初 ロッテ ポランコ選手
「ベストナインに選んでいただいて光栄です。めっちゃ、うれしいです!ことしは1年間、けがなく本当にいいシーズンを送ることができました。応援してくださったすべてのファンのみなさま、マリーンズのみなさま、NPBの方々に心から感謝しています。パワー!」