ジャニーズ問題 被害訴えていた橋田康さん 補償案受け入れ意向

ジャニー喜多川氏による性加害問題で、被害を訴えていた橋田康さんが、ジャニーズ事務所から社名を変更した「SMILE-UP.」側から補償案を提示され、受け入れる意向を伝えたことを明らかにしました。

ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり、「SMILE-UP.」=旧ジャニーズ事務所は、補償に向けて「被害者救済委員会」を設置し、被害者からの申告内容の検討と補償金額の判断を一任していて、11月22日に事実確認などを終えた35人に対し、補償金額の提示を始めたと発表しました。

このうち、被害を訴えていた1人で、元所属タレントの橋田康さんが、この日に救済委員会から補償案を提示され、後日、その案を受け入れる意向を会社側に伝えたことを明らかにしました。

補償金額については明らかにされていませんが、会社側は内容について合意を得られれば、速やかに補償金の支払いを行っていくとしており、具体的な手続きが進められる見通しです。

会社によりますと、被害を申し出た人は、11月20日の時点で834人に上るということで、救済委員会のヒアリングなどが終わった人には今後、順次、補償金額の提示がされるとしています。