横浜 音楽施設で負傷の女性「自分で刺した」事件の事実なし

23日、横浜市の音楽専用施設の敷地内で腹部から血を流しているのが見つかった女性について、警察は女性が「自分で刺した」と説明したことや、施設の防犯カメラの映像に刃物で襲われる状況が写っていないことから、刺された事実はなく事件ではなかったと発表しました。

今月23日の夕方、横浜市西区の音楽専用施設「Kアリーナ横浜」の敷地内で、施設で行われたイベントに参加した40代の女性が腹部から血を流しているのが見つかりました。

警察は「刃物で切られた」という通報があったことなどから、事件の可能性があるとみて捜査しましたが、警察によりますと、そのあと、女性が「自分で刺した。悩みがあった」と説明したということです。

また、施設の防犯カメラの映像を詳しく調べた結果、女性と接触した人物や刃物で襲われた状況は写っていなかったということです。

このため、警察は26日、女性が何者かに刺された事実はなく、事件ではなかったと発表しました。