国際

フィリピン軍 南シナ海でオーストラリア軍と初 合同パトロール

フィリピン軍は、南シナ海でオーストラリア軍と初めて合同パトロールを実施したと発表しました。11月にアメリカ軍とも合同パトロールを行ったばかりで、海洋進出を強める中国をけん制するねらいがあるとみられます。

フィリピン軍は26日、フィリピンの排他的経済水域の内側にあたる南シナ海の海上と空域で、オーストラリア軍と初めて合同パトロールを実施したと発表しました。

合同パトロールは27日まで3日間にわたって行われ、フィリピン軍からは艦船4隻と航空機5機が、オーストラリア軍からは、フリゲート艦1隻と偵察機1機が参加しているということです。

フィリピン軍の高官によりますと、25日に行われた海上のパトロールでは、中国の艦船が追尾してきたほか、26日朝、航空機でパトロールをした際には、中国の戦闘機2機が周囲を旋回したということです。

ただ、いずれも中国側からの危険な接近や無線による警告はなかったとしています。

フィリピンとオーストラリアは、ことし9月に戦略的パートナーシップを締結し、安全保障の協力を急速に深めています。

フィリピン軍は、アメリカ軍とも11月23日まで南シナ海などで合同パトロールを行ったばかりで、各国と連携して海洋進出を強める中国をけん制するねらいがあるとみられます。

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