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大相撲 熱海富士 2場所連続で敢闘賞 琴ノ若・一山本も受賞

大相撲九州場所の三賞選考委員会が開かれ、先場所に続いて優勝を争った平幕の熱海富士が2場所連続で敢闘賞を受賞しました。このほか関脇・琴ノ若と返り入幕の一山本も敢闘賞を受賞です。

九州場所の三賞選考委員会は26日、福岡市の福岡国際センターで開かれました。

その結果、21歳の熱海富士が敢闘賞を受賞しました。

熱海富士は今場所、前に出る圧力だけでなく、土俵際の強さも見せ、千秋楽まで優勝争いに絡んだ点が評価されました。熱海富士は大関・貴景勝と優勝を争った先場所に続き2場所連続2回目の受賞です。

敢闘賞はこのほか、関脇・琴ノ若と返り入幕の一山本が千秋楽の取組で勝って受賞しました。琴ノ若は5回目の敢闘賞受賞、一山本は初めての三賞受賞です。

いずれも終盤戦まで優勝争いに絡んだことが評価されました。

殊勲賞は熱海富士が優勝すれば受賞することなっていたため、技能賞とともに該当する力士はいませんでした。

熱海富士「上位では実力不足 来年は頑張る」

平幕の21歳、熱海富士は2場所連続で敢闘賞を受賞しましたが、初優勝に届かなかったことについて「悔しい。先場所は気付かないうちに過ぎていったが、今場所は勝ちたかった」と話していました。千秋楽は関脇・琴ノ若に敗れ「悔しい。まただめだった」と悔しさをあらわにしました。その上で「そろそろ勝ちたかったが、このままじゃ勝てない。上位では実力が足りない。来年は頑張る」と、さらなる成長を誓っていました。

琴ノ若「しっかり相撲を取れた」

5回目の敢闘賞を受賞した関脇・琴ノ若は11勝4敗という成績について「いろいろな方に声をかけて頂いて、しっかり相撲を取れた。来場所以降もつなげて自信を持って相撲を取っていきたい」と話しました。一方、優勝争いに加わった終盤戦で2連敗を喫したことについては「まだまだ自分に足りないところがあることに気付いたので、修正して自分のものにしていい相撲を取っていこうと思う」と話しました。

一山本「(勝てば受賞で)いつもよりちょっと緊張した」

千秋楽で勝って11勝目を挙げ、初めての三賞となる敢闘賞を受賞した一山本は「とてもうれしい」と喜びを話した上で、勝てば受賞という条件については「テレビで見て確認した。いつもよりちょっと緊張した」と述べました。その上で「十両で優勝した先場所の流れでいい相撲が取れた。来場所またしっかり相撲が取れればいい。1枚でも番付を上げられるように頑張る」と話していました。

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