中国 6か国の短期滞在 ビザ免除措置実施へ 日本は再開求める

中国外務省の毛寧報道官は24日の記者会見で
▽フランス
▽ドイツ
▽イタリア
▽オランダ
▽スペイン
▽マレーシアの
6か国の人が中国を訪れる際に、ビジネスや観光などを目的とした15日以内の短期滞在に限って、ビザを免除する措置を12月1日から1年間、新たに実施すると発表しました。

理由について毛報道官は「高水準の対外開放のため」としており、国内経済の先行きに不透明感が広がる中、ヨーロッパを中心とした6か国から投資を呼び込み、景気の回復につなげるねらいがあるとみられます。

一方、中国を訪れる日本人に対しては、短期のビザ免除措置がとられていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3年前に停止されたままとなっています。

日本政府は中国政府に対し、免除措置の早期再開を求めていますが、再開のめどは立っていません。