円相場 値下がり「日米の金利差拡大 改めて意識か」

24日の東京外国為替市場、円相場は値下がりしました。

午後5時時点の円相場は、22日と比べて47銭、円安ドル高の1ドル=149円42銭から44銭でした。

また、ユーロに対しては、22日と比べて41銭、円安ユーロ高の1ユーロ=162円98銭から163円2銭でした。

ユーロは、ドルに対して1ユーロ=1.0907から08ドルでした。

市場関係者は「22日に発表されたアメリカの失業保険の申請件数が市場予想を下回ったことで、雇用のひっ迫が続き、アメリカの金融引き締めが長期化するとの見方がやや強まった。このため日米の金利差拡大が改めて意識され、外国為替市場で円を売ってドルを買う動きが強まった」と話しています。