気象庁によりますと、低気圧からのびる前線が通過しているため、東北の日本海側や北陸、新潟県などで局地的に雨雲が発達しています。
このあとしばらくは大気の非常に不安定な状態が続く見込みで、北日本を中心に雷を伴って雨が降り、突風が吹くおそれがあります。
前線が通過したあとは冬型の気圧配置が強まり、上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込む見込みです。
北日本・北陸・新潟 暴風雪に警戒 あすにかけて荒れた天気に
低気圧と前線の影響で、北日本と東日本の日本海側を中心に大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。
24日の午後から25日にかけては冬型の気圧配置が強まって、北日本の日本海側や北陸、新潟県を中心に雪を伴って風が強まり、荒れた天気となるおそれがあり、暴風や高波、猛吹雪や吹きだまりによる交通への影響に警戒してください。
北日本中心に雷伴う雨 突風のおそれ
北日本・北陸・新潟県の山沿いで雪 平地でも積雪の見込み
このため、北日本の日本海側や北陸、新潟県を中心に25日にかけて、雪が降って非常に強い風が吹く荒れた天気となるおそれがあります。
北日本と北陸、新潟県の山沿いを中心に雪が降り、平地でも積もるところがある見込みです。
特に北日本では雪が強まり、25日の朝までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで、北海道と東北で40センチと予想されています。
24日の最大風速は
▽北海道と新潟県で20メートル
▽北陸で18メートル
▽東北で15メートル
最大瞬間風速は
▽北海道で35メートル
▽北陸と新潟県で30メートル
▽東北で25メートルに達すると予想されています。
25日にかけては波も高く、東北と北陸、新潟県では5メートルのしけとなり、北海道でもあすはうねりを伴ってしける見込みです。
気象庁は猛吹雪や吹きだまりによる交通への影響や暴風に警戒するとともに、着雪による停電や高波にも十分注意するよう呼びかけています。
寒気の南下に伴い、24日の昼以降、太平洋側でも気温が大幅に下がる見込みで、体調の管理にも注意して下さい。