国内最大級の洋ラン博覧会 国内外の2万点余が展示 沖縄 本部町

国内最大級の洋ランの博覧会が沖縄県本部町で開かれていて、コチョウランやカトレアなど、国内外から集められた2万点余りが展示されています。

「沖縄国際洋蘭博覧会」は本部町の海洋博公園にある熱帯ドリームセンターで開かれていて、国内をはじめ、台湾やタイなど10の国や地域の愛好家が育てた2万2000点余りが展示されています。

このうち、最優秀賞の内閣総理大臣賞に選ばれた台湾の許永傳さんのランはピンク地に濃い赤紫の色彩で、花の咲きぶりが整っていることが高く評価されました。

会場はコチョウランやカトレアなど、色とりどりのランで埋め尽くされ、訪れた人たちが色彩や香りを楽しんでいました。

群馬県から訪れた愛好家の女性は「すばらしいです。自然の環境のままで咲かせているのがよく見え、参考になりました」と話していました。

海洋博公園管理センター植物課の島袋林博 課長は「ふだん私たちが見ることのないランが全国や東南アジアを中心に集まっているので、珍しいランをご覧いただきたい」と話していました。

「沖縄国際洋蘭博覧会」は11月26日まで開かれていて、期間中、ランの栽培教室なども行われます。