東京 上野の東京国立博物館では、平安時代から江戸時代にかけて日本の四季特有の風景や人物を題材に描かれた「やまと絵」を集めた特別展が開かれています。
天皇ご一家 東京国立博物館で「やまと絵」の特別展ご覧になる
天皇ご一家は、東京国立博物館で日本特有の風景や人物を題材にした「やまと絵」の特別展をご覧になりました。

天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、午後6時半前に会場に到着し、まず国宝の「日月四季山水図屏風」をご覧になりました。
室町時代の「やまと絵」の力強さを象徴するこの作品は、うねるかのような水の流れの背後に雄大な山の景色を配し、日輪や月輪のほか、桜や雪山などの四季の要素が散りばめられています。
現在展示されている142件の作品のおよそ7割が国宝や国の重要文化財に指定されていて、ご一家は研究員の説明に耳を傾けながら貴重な文化財の数々をご覧になっていました。
特別展「やまと絵ー受け継がれる王朝の美ー」は来月3日まで東京国立博物館で開かれています。