京都市右京区の愛宕山のふもと嵯峨水尾地区は、古くからゆずの産地として知られ、現在は、およそ40軒の農家が栽培しています。
ことしは10月下旬ごろからしだいに黄色く色づき、今、収穫の最盛期を迎えていて、このうち松尾美徳さんの畑では、直径7センチほどの大きさに育った実を傷つけないよう、はさみで1つずつ、丁寧に摘みとっていました。
猛暑が長引いた影響で、実は例年より、やや小ぶりだということですが、特徴的な香りは高く、京都の料亭などからの引き合いも多いということです。
松尾美徳さんは「ゆずの皮は繊細なので、丁寧に収穫しています。ぜひ香りを楽しんでほしいです」と話していました。
ゆずの収穫は年内いっぱい続くということです。

ゆずの産地 京都 嵯峨水尾で収穫作業ピーク
古くからゆずの産地として知られる京都市の嵯峨水尾地区で、収穫作業がピークを迎えています。
