ラグビー リーグワンへ意気込み W杯活躍のモウンガとフリゼル

ラグビーワールドカップフランス大会でニュージーランド代表を準優勝に導き、今シーズン、リーグワンに加入した司令塔のリッチー・モウンガ選手とフォワードのシャノン・フリゼル選手が、来月開幕するシーズンに向けて意気込みを語りました。

ともに29歳のモウンガ選手とフリゼル選手は、今回のワールドカップの決勝でニュージーランド代表『オールブラックス』の先発メンバーに名を連ねた主力で、大会終了後にリーグワンの東芝ブレイブルーパス東京に加入しました。

21日は、来月9日に開幕するシーズンを前に都内で会見を行いました。

このうちモウンガ選手はスタンドオフとして『オールブラックス』の司令塔を務め、ラグビーの国際統括団体、ワールドラグビーが表彰する15人の「ドリームチーム」にも選ばれています。

会見でモウンガ選手は「これまでとは違う環境で自分の力を試すチャンスだと思っている。キャリアの中でも最高のパフォーマンスでチームに貢献したい」と意気込みを語りました。

一方、ワールドカップで2トライをあげるなど、力強いプレーが持ち味のフォワードのフリゼル選手は「国際舞台で学んだ経験を若手に伝えていきたいし、若手から学びたいと思っている。開幕戦に向けて準備は万全だ。世界のトップ選手たちとプレーできることを楽しみにしている」と力強く話していました。

今シーズンのリーグワンは、ニュージーランドや南アフリカなど、ワールドカップで活躍した世界のトップ選手が20人以上プレーすることになっていて、ハイレベルで見応えのある試合が期待されます。