先月12日、長野県山形村の保育園で、6歳の男の子が持っていたピンセットが、自分の右目のまぶたに刺さり脳内で出血する大けがをしました。
村は小児科医や弁護士など5人でつくる検証委員会を設置し、21日開かれた初めての会合で、本庄利昭村長が「専門の立場から再発防止の提言をお願いしたい」と述べました。
会合は非公開で行われ、村によりますと、委員から事故の検証をきめ細かく行うため、詳しいけがの状況や当日の保育士の見守り体制など、詳細な資料の提出を求められたとしています。
検証委員会の委員長を務める安藤雅樹弁護士は「現段階では、事故が起きた詳しい経緯が分からない部分もある。原因究明を行い、二度と起きないよう再発防止策を提言したい」と話していました。

ピンセットで園児大けがの事故 検証委が初会合 長野 山形村
先月、長野県山形村の保育園で、園児が持っていたピンセットが自分の右目のまぶたに刺さり、大けがをした事故を受けて21日、再発防止策などを検討する村の検証委員会の初会合が開かれました。