この商談会は全国の信用金庫などが共同で2012年からほぼ毎年開いていて、全国の中小企業や自治体など500余りの企業や団体が参加しています。
ことしは、ものづくりと、食品、それに観光に関する業種が対象で、このうち、ロボット開発を手がける福島県のベンチャー企業は、学校教育向けの小型の人型ロボットを展示していました。

中小企業の販路拡大へ 製品PRする大規模な商談会 東京
原材料高などが課題となる中、全国の中小企業が集まり、製品をPRしながら販路の拡大などにつなげてもらおうと、大規模な商談会が東京都内で開かれています。

専用のソフトでプログラミングを行いロボットにデータを送ると、プログラムどおりに歩いたり踊ったりすることができ訪れた人たちが、使い方や、この仕組みを応用した開発中の商品などについて担当者に尋ねていました。

また、人手不足が深刻な中、若い世代に企業への関心をもってもらおうと、ことしの商談会では初めて、首都圏の大学生などが会場を訪れ、企業のブースを回って担当者から事業内容などの説明を受ける取り組みも行われました。
主催した団体の1つ、城南信用金庫の川本恭治理事長は「中小企業は規模は小さいがすばらしい技術や商品をいっぱい持っているので、企業どうしが結び付くことで大変な時代を乗り越えられると期待している」と話していました。
この商談会は22日まで東京 江東区の東京ビッグサイトで開かれています。