最多セーブの阪神 岩崎優 現状維持で契約更改“日本一目指す”

プロ野球で38年ぶりの日本一に輝いた阪神で、最多セーブのタイトルを獲得した岩崎優投手が昨シーズンのオフに結んだ推定で総額8億円の4年契約を現状維持で更改し「自分が成績を出して他のメンバーを引っ張り、日本一を目指したい」と決意を語りました。

10年目の岩崎投手は今シーズン途中から抑えを任され、35セーブを挙げて最多セーブのタイトルを獲得するなど、18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本一に大きく貢献しました。

昨シーズンのオフに推定で総額8億円の4年契約を結んでいた岩崎投手は21日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉に臨み現状維持で契約を更改しました。

その後の会見で岩崎投手は「内容は特に変更ありません。球団から『ありがとう』とねぎらってもらったのでまた頑張りたい。最多セーブのタイトルは1人では取れないので、ほかのピッチャーや点を取った野手などに感謝したい」と心境を話しました。

チーム初の2年連続日本一がかかる来シーズンに向けては「阪神には力のある投手がたくさんいて、まだ伸びると思っている。まずは自分が成績を出して他のメンバーを引っ張っていき、日本一を目指したい」と決意を話していました。