【解説】クマ被害過去最悪 街なかに現れるアーバンベア対策

止まらない、クマによる被害。
環境省によると、ことしは10月末の時点ですでに過去最多となる180人が被害にあい、亡くなる人も出ています。
ことしの特徴は、山の中に限らず、街なかに現れる「アーバンベア」と呼ばれるクマが増えていることです。
これまでは山が餌不足の場合、クマは早く冬眠に入ると言われており、環境省は12月ごろまで注意するように呼びかけていますが、街で食べ物が手に入ることを学んだ「アーバンベア」は、冬眠に入るのが例年より遅くなるおそれがあると指摘する専門家もいます。
アーバンベアの被害を減らすにはどうすればいいのか? いざという時、身を守る対策は? 土屋敏之解説委員がわかりやすく解説します。
※解説は11月15日時点での情報です。

(動画:3分41秒)