高さ7mのクリスマスツリー ひと足早い点灯式 徳島 鳴門

徳島県鳴門市にある大塚国際美術館で高さ7メートルのクリスマスツリーが飾られ、21日点灯式が行われて、一足早いクリスマスの雰囲気を演出しています。

徳島県鳴門市にある大塚国際美術館は世界各国の名画を陶器でできた板を使って原寸大に再現した作品が1000点以上展示されていることで知られています。

このうち、ミケランジェロの「最後の審判」などが描かれたバチカンのシスティーナ礼拝堂の壁画や天井画を再現したホールで21日、高さ7メートルのクリスマスツリーが披露されました。

ツリーの点灯式では、サンタの格好をした美術館の公式キャラクターがボタンを押すと、ツリーに飾られたおよそ8200個のLEDが一斉に点灯しました。

訪れた人たちはスマートフォンで撮影するなどして一足早いクリスマスの雰囲気を楽しんでいました。

愛知県から訪れた20代の女性は「ツリーと壁画の色合いがマッチしてきれいです。クリスマスが来たと感じました」と話していました。

大塚国際美術館の広報担当の長谷川千紘さんは「現地で見ることができないツリーと作品のコラボレーションをぜひ楽しんでほしい」と話していました。

クリスマスツリーは12月24日まで設置されます。