介護施設のワゴン車が転落 5人けが 北九州

20日午後、北九州市で介護施設のワゴン車が駐車場からおよそ3メートル下の道路に転落し、乗っていた施設の利用者3人と職員2人の合わせて5人がけがをしました。警察によりますと、運転手は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているということです。

20日午後2時まえ、北九州市小倉南区沼緑町の駐車場で、介護施設のワゴン車がガードレールを突き破って、およそ3メートル下の道路に転落しました。

警察によりますと、当時、この車には介護施設の利用者3人と職員3人の合わせて6人が乗っていて、このうち利用者の70代から80代の男女3人と、職員の50代と70代の女性2人の合わせて5人が軽いけがをしました。

車が転落した道路には、当時、歩行者などはいなかったということです。

警察の調べに対して、車を運転していた50代の男性職員は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているということです。

この車は、現場のすぐ近くにある介護施設の車で、介護施設によりますと、当時は施設に入居する3人を乗せて外出するところだったということです。

警察は、関係者に話を聞くなどして当時の状況を詳しく調べています。