秋篠宮妃の紀子さま「日本賞」映像祭の開会式に出席 東京 渋谷

教育をテーマにした世界の優れた番組などに贈られる「日本賞」の映像祭の開会式が、秋篠宮妃の紀子さまも出席されて開かれました。

「日本賞」は、NHKが主催する教育をテーマにした番組や映像作品などの国際コンクールで、ことしで50回目です。

東京 渋谷区で開かれた開会式で紀子さまは「本年は、異なる文化への理解や多様性の尊重、気候変動、青少年の紛争下での暮らしや成長過程で抱える悩みなどをテーマとして扱った作品が受賞しています。これらの受賞作品を視聴することは、私たちが感じること、考えることを語り合い、異なる見方に気付く、そのようなきっかけにもなっていくことでしょう」とあいさつされました。

このあと、55の国と地域から寄せられた391の作品と企画の中から、対象年齢別の最優秀賞に輝いた
▽家族の反対を乗り越えて結婚しようとする2人を描いたイギリスのアニメや
▽ヨルダン川西岸地区で軍人に石を投げたとして長期間身柄を拘束されたパレスチナの子どもたちを追ったイスラエルのドキュメンタリーなど4つの作品の制作者に、審査員から盾が贈られました。

受賞作品の上映会は4日間行われ、最終日の今月23日にこの中からグランプリ日本賞が発表されます。